信州大学 お問い合わせ

文部科学省/課題解決型高度医療人材養成プログラム事業

平成30年8月25日(土)特別講演を開催しました

2018-09-28

平成30年度 特別講演が8月25日(土)13:00~16:00に信州大学経法学部講義棟 第2講義室において開催されました。

信州大学医学部保健学科実践作業療法学教授、杉山暢宏先生ならびに上村智子先生、NPO法人なずなコミュニティ 看護研究・研修企画開発室室長、堀内 園子 先生をお迎えし、「認知症とともに生きるまちづくり」をテーマに第Ⅱ期受講生、本学学生、一般市民の方(医療関係者含む)、本事業関係者など総勢160名が参加しました。

講演の概要:認知症患者数が2025年には700万人を超えると見込まれる中、2015年1月に全府省をあげて国家戦略「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」が策定され、認知症の人に優しい街づくりをめざして多角的に事業が進められている。認知症サポーターも1,000万人を超え、認知症の人への理解が広まりつつある一方で、地域格差や家族の介護負担などの多くの課題が残されている。本企画は、市民を含めた保健医療福祉職などとともに、10年後、20年後のわが国を見すえながら、「認知症とともに生きるまちづくり」の在り方を模索する機会とすることを趣旨として、3名の講演者にそれぞれの専門の立場から、①認知症の基本的知識となる病態・治療、②当事者の視点を大切にした生活支援の在り方、③本人・家族・専門職者との関係性の構築について講演をして頂いた。それぞれの講演者から講演40分と質疑応答10分の時間を設け、活発な意見交換が行われた。そして、「認知症とともに生きるまちづくり」を具現化していくためには、認知症の人の「こうありたい」「こうすればもっと自律的・自立的に生きられる」などの希望やニーズを町づくりに反映していくことと、認知症の人が「助けられる人」だけの立場からより主体的に生きられるよう物的・人的環境を身近な地域から整えていくことなどの必要性が導きだされた。


杉山暢宏先生(信州大学医学部保健学科実践作業療法学教授)
ご講演テーマ:認知症の病態と治療


上村智子先生(信州大学医学部保健学科実践作業療法学教授)
ご講演テーマ:自分で「したい」と「できる」を大切にする支援


堀内園子先生(NPO法人なずなコミュニティ 看護研究・研修企画開発室室長)
ご講演テーマ:通じ合える関係を築く~認知症の人と作る磁場~


講演の様子

ページ先頭へ